尊敬されない宗主国

 最近の中国の反日運動には、怒りを通り越して、恐怖を覚えます。
過去に、1国家として統治し、その後、独立した国は、元のの統治国家のことを、宗主国と呼びます。
大英帝国のエリザベス女王はイギリス、オーストラリア、バハマ、カナダ、ニュージーランド、ジャマイカ、パプアニューギニア、南アフリカを含め16箇国の国家元首です。イギリスは、アメリカを除き、それらの国の宗主国です。そうすると、日本は、是非はともかく、アジアの宗主国だった訳ですが、今は見る影もありません。個別に見ていくと、第2次世界大戦中にインドネシアをオランダから開放し、学校を作り、教育したのは、日本です。台湾も、一部尖閣諸島でもめているようですが、震災の時に、沢山の寄付をしてくれました。
 ちなみに、ヨーロッパの宗主国は、一番格式の高い王家、ハプスブルグ家があるウイーンを首都とする、オーストリアです。
どうして日本は、未だに、アジアの主要国から、第2次世界大戦の責任を問われるのでしょうか?
サッカー選手の清武が所属するニュルンベルクは、ナチスドイツの戦争責任を追求した軍事裁判が開廷されたところです。
でも結局、戦争責任なんて問えないと、全員無罪になったのです。なのに、極東軍事裁判では、「私は貝になりたい」の主人公のように、
C級戦犯で、死刑になった人が多数います。




本論から外れるので、元に戻しますが、アジアの宗主国出会ったはずの日本は、韓国、中国からはめった打ちです。反日教育の結果でしょう。
今までは、憲法9条ありき、護憲でよかったのかもしれませんが、これから、新しい世界の秩序の中では、自国は自国の防衛力で守らいないといけないのではないでしょうか?弱体化しているアメリカを見ると、もう期待できません。今の憲法だと、尖閣諸島に中国が、勝手に上陸しても、有形力の行使、すなわち発砲がないと、日本は撃ち返せません。それで本当にいいのでしょうか?自分の家に盗人がずかずか入り混んできても、暴力を振るわない限り、こっちから殴ったり、蹴ったりして追い出すことはできないのでしょうか?日本の法律で「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」 というのがあり、家に上がりこんできた、盗人を怖いと思って、刺し殺しても正当防衛が成立するとみなす法律があります。今から、考えておく必要があるのは明らかです。