司法書士「消える職域」ZAITEN

センセーショナルな題名だけど

 
 この話題に触れるかどうか迷ってましたが、
業界ではこの雑誌のことで、話が盛り上がって?いるので
 ちょこっと記事にしてみました。
冷静になって考えてみると、ずいぶん前から議論になっていたことです。
資格全般的にも大きな目で見ると共通したテーマではないかと思います。
 この資格を取ったら一生安心という資格はもう日本にはありません。
司法書士も登記一本のイメージから、業務も色々分化してきました。
 実際、債務整理は業務として今後も残るでしょうが、宣伝で一斉風靡した
過払い金返還はもう終焉を迎えつつあります。
 1年前までは、どこの簡裁でも、過払い訴訟の順番を待つ
司法書士、弁護士、貸金業者の社員で傍聴席はいっぱいでしたが、
最近はがらんとしたもので、既に隔世の感さえあります。
これからどうするか、自分で知恵を絞って生きぬしかありません。
 このことは、実は日本の社会全般についていえることで、
逆境の真っ只中で多くの人が歯をくいしばって努力しているのではありませんか。
 東北の人、TPPに戦々恐々とする農家の方々、オリンパスの一般社員
そのほか、幸せいっぱい何の不安も無い人のほうがずっと少ないに違いありません。
 それぞれが、知恵を出してがんばろうしているのですが、ニュースをみて、
野田総理の顔をみると、ホントがっかりです。
上島竜兵の方がよっぽど凛々しいわ!
ってそれはないか!