市民後見人の胎動

 昨日は、大阪天満橋OMMビルで、午前10時から、午後6時半まで、大阪府社会福祉協議会主催の市民後見人養成講座の、研修講師として出向してきました。
かなりハードなスケジュールで
 午前中2時間は、大学教授のコーディネートで弁護士、社会福祉士、司法書士(私)の実際の後見の事例を紹介し、その後質問を受け付けるという形で進行していきました。
 昼からは、課題事例に対する、グループ討論、グループの発表、専門職の講評と続きます。
更に、3人ごとのグループ面接、人物評価と続いていきます。
 こちらも疲れましたが、受講されている一般市民の方々も、相当きつい内容だろうと、かなり驚いてしまいました。
それよりも、お届いたのは、受講されている方々の熱意です。面接ではみなさんの「ボラティアである市民後見人として社会に貢献するんだ」という熱い気持ちに圧倒されていしまいました。
 司法書士であり、専門職後見人として気の引きしまる思い出で、午後8時半の帰宅となりました。
しかし、ぐったり疲れました。
 私今回単発で講師として派遣されたのですが、この講座は全9回もあり、これを、クリアーして市民後見人が大阪府下の各市で登場すれば、成年後見制度の普及にもかなり貢献するものとおもいます。数年後には、かなり、成年後見制度を取り巻く環境も変わっているかもしれません。